丹沢の山菜 ワラビとミツバ

2018年6月28日山菜, 植物

4月の朝早く、早戸川上流へノコノコと渓流釣りに行ったわけですが、残念ながら時すでに遅し、どこも先行者の車で駐車スペースがいっぱいという状況…orz

ならばと渓流探索とばかりに隣の串川上流を散策したことが今年ありました。

残念ながら肝心の魚は不在なのか、生息しないのか、狙いを付けた沢には魚影は見られませんでした。

ミツバ

転べる地頭はわらをもつかむ、わざわい転じてワラビとミツバ

“転べる地頭はわらをもつかむ、わざわい転じて福となす”といった結果になったのは、前回の » ヤブカンゾウ:河川敷で見られる山菜 の投稿以来ですが、まぁ、これも渓流釣りの醍醐味といったところですな。

このワラビ、ゼンマイなどとともにシダ植物の一種ですが、「草原、谷地、原野などの日当たりのよいところに群生し、酸性土壌を好む」とされています。

今回は釣りをあきらめ、林道に続く斜面をヨチヨチと登っていたら目の前がワラビだらけといった感じで、まさにこういった光景でした(土壌が酸性であったのかどうかはわかりませんが)。

収穫できる時期は、丹沢では4月半ばがシーズンと言ったところですね。

コイツの良いところは一本見つけると、それこそワラワラと一帯に生えているところです。

収穫のコツは指でつまんで、簡単に折れるところから上を獲るところですかね。欲張っても下のほうはスジがコワくて食べられませんから。

ワラビの食べ方

ワラビ

ワラビについては干しワラビなどの保存食として売られているものもあるが、今回は採ってきてどう調理するかというお話。

採ってはきたものの、「どうする?」

となる前に参考にされてください。

ワラビと言えば、やはり“おひたし”が良いでしょう。

ワラビのおひたしについては各家庭によって様々な変わり醤油をつけて食べる習慣があるようです。

酢醤油、ポン酢、三杯酢、ワサビ醤油、からし醤油の他に、酢味噌やマヨネーズ味噌、醤油マヨネーズ、ゴマダレ、最近ではサラダに混ぜてドレッシングで食べる方もいるようです。

ワラビはアクがかなり強い山菜なので、まずはこのアク抜きから。

これを怠ると食材とはなりえませんw

まず、調理の前にある程度長さを揃えておき、折り口を綺麗に切り揃えておく。

昔ながらの灰汁抜きより、重曹をつかってアク抜きをした方が手軽でしょう。

鍋にワラビを入れ、その上から重曹や木灰をふりかけ、上から沸騰した熱湯をかけて混ぜる。

重曹の量は目安として1.5リットル程度の水に対して重曹が小さじ一杯と言ったところでしょう。

ワラビの量もありますのであくまでも目安にしてください。

つぎに、そのまま冷やし、新聞紙などで落し蓋をして一晩寝かす。

12時間程度たった翌日に、きれいな水でアクを流し、おひたしや漬物、味噌汁の具などとして調理する。

真っ黒に水が染まるほどアクがでるので初めての方は驚かれると思います。

収穫時の硬さなどで若干、重曹の分量など調整は必要ですが参考になればと思います。

ワラビの近くにミツバ

こういった場所には日の当たる所にワラビ、日陰にミツバと言うパターンが多いものですが、ここもご多分に漏れず、群生ともいえるくらいに生えていました。

山野草にまったく興味のない方は八百屋の栽培された、“糸ミツバ”を連想してしまいがちですが、野生種はチョッと姿が違います。

もちろん、葉っぱの形は同じなのでよく見ればわかると思います。

ちなみに葉には産毛は生えていません。

生えているものは毒のある別の植物なので、参考にして気を付けてください。

こちらもGW前ごろのチョッとした里山のハイキングコースなどでも多く見かけますので、チャンスがあったら収穫してみてください。

おひたしやテンプラなど、とてもワイルドな香りで栽培されたものとは比較にならないほどおいしいですよ。