山梨県側を多く流れとしている秋山川の支流だが、神奈川県に位置し、安寺沢出合いの一つ下流に本流と出合う。

綱子川(つなこがわ)を綱子沢と呼ぶこともあり、放流については漁業権など不明な点が多く、詳細は不明で忘れ去られた感のある相模の小渓の一つ。

綱子川

流域データ
流域主方位 N ( 17 °)
主流長 5.3 km
主流勾配 62.5 ‰
最高標高 718.2 m
最低標高 235.2 m
植林地 18.0 %
平均標高 424.4 m
道路延長 9.9 km



綱子川と渓流釣り

入道丸の支尾根を水源とするが、入道丸が標高700mそこそこ、東に延びる城山の尾根も570m、低山の狭い谷あいの奥に綱子集落があり、北流する。

冒頭で述べたように正直言って、釣りになるのは綱子下までの約2kmほどで、そこそこの型を見るが以遠は小型ばかりといった印象を受ける。

この末端の小渓は、相模原市緑区牧野に位置し、秋山川漁協の管轄外で相模川漁連の管轄と思われるが、組合の放流がなされているのかは不明。

釣れれば、それは必ずネイティブ(在来種)であるという可能性は、近代から現代までの渓魚放流事情から考えても低かろうが、おそらく有志によるゲリラ的な放流などによるものと思われる。

とはいっても、そこそこの型は見られるので渓魚の放流量自体は多い秋山川本流からの遡上もあるのだろうと思う。

本流へ降りると綱子川出合がちょうど山梨県と神奈川県の県境にあたる。

遡行にあたっては、特に高巻きを要するほどの悪場もなく、舟久保あたりは好ポイントが多い釣り場と言えそうだ。

それほど長くもない遡行を続けると林道が右岸に近づき、古い堰堤が見え始めたころ、「石積み堰堤の淵などは底部にえぐれがあったりしてそれなりの数がストックされているはずである」などと期待も膨らむ。

それなりに悪くはない里川の雰囲気を持つが、型に関してはこれまたそれなりといった感は否めないところでもある。

さらに遡行を続けると、やがて段々畑を構える綱子集落が見えるころには平川になり、里川の様相がさらに強くなり、水量も細流となる。

アドバイスとしては、このあたりで見切り、一つ上流の安寺沢へ転戦して一日の釣行計画とするのがベストかと思う。

なお、上流部に集落で保護している禁漁区?があることと、綱子川沿いには駐車スペースが少ないので注意されたい。

相模川漁業協同組合連合会

【イワナ・ヤマメ・ニジマス】 3/1~10/14

  • 日=1,500円
  • 年=5,000円
  • 現=2,500円

【漁期】

  • イワナ・ヤマメ・ニジマス
  • 3/1~10/14
  • アユ
  • 6月1日~10月14日及び12月1日~12月31日