早戸川水系支流の中でも”人の目から触れにくい”といった点では意外な秘渓といえる釣り場。

入渓直後はゴルジュ帯が続き、一見険しさを感じるものの大滝先を過ぎると癒しの沢といった平凡な渓相が続く。

鳥屋鐘沢

流域データ
流域主方位 N ( 15 °)
主流長 2.5 km
最高標高 1252.3 m
最低標高 350.1 m
平均標高 782.9 m
植林地 0.4 %
流域平均傾斜 35.5 °
道路延長 0.0 km



鳥屋鐘沢と渓流釣り

早戸川林道からも右岸に入るこの沢の合流地点を確認することはできず、かつて一般の釣り人が早戸川中流に流れ出るこの釣り場の存在を情報なしで知ることはなかった。

鳥屋鐘沢出合

鳥屋鐘沢(とやかねさわ)の渓魚は鳥屋の人々によって放流されたものと言われ、この沢の流域にも炭焼釜の跡などが散見されることから、いわゆる昔の”隠し沢”の一つであったと考えるとロマンも加わる。

最近では沢登りでもよく知られている沢であり、ハイシーズンの休日ともなれば釣行の算段に苦心するかもしれない。

遡行にあたっての問題は前半のゴルジュ帯と2条の10m大滝で、早戸川本流出合いから小滝と小規模な廊下で巻きとヘヅリが連続するといった、それなりのレベル。

入渓直後からきつい遡行を強いられるが、半面では淵はどれも深いといった、良いポイントも形成されているわけであり期待も膨らむ。

ゴルジュ帯

早戸川林道から国際マス釣り場へのゴミ投げ捨て防止のため、林道のガードレールに沿って鳥屋鐘沢出合の近くまで柵がある。

この柵が終わり林道が大きく右にカーブする所でガードレールが50cmぐらい切れている。ここが下降点でトラロープをつたって降りることができる。

目の前に3mほどの大岩が見えるが、この流れ出しが鳥屋鐘沢だ。

入渓直後からゴルジュ帯になり、最終的に大滝手前で1mとも50㎝ともいわれる狭い狭間をやり過ごすことになる。

最初の二股ですぐに水量は1:3となるので渇水期の入渓は考えさせられる。

一般的には大滝までの短い区間を釣り場とするが、大滝の上からまたゴルジュが始まり5m、3m、3m、4m、2mの滝が息つく間もなく連なり、釜はよいポイントとなっている。

鳥屋鐘沢上流

これを過ぎるとゴーロが続き、特に変化のない穏やかな流れが続く。

堰堤は最上流まで4基ばかりだが、どれも古いものでそれほど高さもないので大きな障害にはならないだろう。

一応、大滝が魚止めとなるが、さらに遡行して下流からは想像できないほど穏やかな流れにイワナの姿を追ってみても悪くはないだろう。

ただし、詰め上がって尾根を下るにはかなりのスキルが必要となるので、釣り師であれば来た道を帰るピストン遡行が無難だろう。繰り返しとなるが釣り場としては大滝までとするべきが無難かと思う。

いずれにしても釣り場としては難渓と言っても過言ではないので、くれぐれも無理は禁物で釣行は安全第一に願いたい。

中津川漁協協同組合

相模川漁業協同組合連合会

【イワナ・ヤマメ・ニジマス】 3/1~10/14

  • 日=1,500円
  • 年=5,000円
  • 現=2,500円

【漁期】

  • イワナ・ヤマメ・ニジマス
  • 3/1~10/14