よろしい、ならばシニアバイトだ

2015年6月23日中高年

引退後は趣味三昧で好きなカメラや釣り、あるいは畑仕事に没頭できると思い描いていた方々も実際には毎日となるとさすがに飽きが出てきてしまうという話をよく聞く。

やはり、少しは社会人として働いていないと生活のリズムも保てないということなのだろうか。どうやら別の形で再スタートさせているかたが多いらしいのだ。

生涯現役をスローガンに今「シニアバイト」に注目

それでは、どのように仕事を見つければよいか戸惑う人もいるだろうが、ここでは正社員といったものではなく、現役引退後の副収入として考えたい。

1つの手としては、全国に約1300か所ある地域の「シルバー人材センター」に登録することだ。

半年前と少し前の情報だが、週刊ポスト2014年11月14日号の記事によれば、その際にはちょっとしたコツがあるのだという。

これは、ハローワークの事務所に出向く前に、インターネットで下調べしておくというもの。

ハローワークの畝いサイト「ハローワークインターネットサービス」はフリーワードで検索でき、「65歳以上」、「年金受給者」などで検索すれば、効率的に仕事を探せる。

希望する曜日や時間帯で、シニアの利点を活かしたものも容易に探せる。

例えば土日や17~9時の夜間を選択すれば、シニア求人の多い警備員の場合採用される確率が高いわけだ。

シニア向け求人にもインターネットは不可欠なものになりつつあるのか

2015-06-09-2それ以外にも、リクルートの求人サイトなどネット上の求人サイトも最近は「シニア向け」「シニア歓迎」の求人情報が増えている。

また、地域(最寄駅)、職種、給与、雇用形態でやりたい仕事を絞りやすい。

特別な技能や職歴がなければ、手っ取り早いのは「ハローワーク」を有効活用すること。現役世代だけでなく、定年後の高齢者でも利用できる。

ここで紹介される仕事は「臨時的かつ短期的又はその他の軽易な就業」とされ、草むしりや庭木の剪定、室内清掃などが多く、気軽に小遣い程度に稼ぎたいという人に向いている。

登録の際に警備員など希望する職種を申告しておけば、各家庭や民間企業、自治体の求人をセンターがマッチングしてくれるそうである。

「警備員の求人などは都市部に多く、地方では少ないなど職種によって地域によるばらつきがある」(全国シルバー人材センター事業協会)ので、必ずしも希望職種がすぐ見つかるわけではない。

いっぽうでは、当然シニアはPCを苦手とする傾向にあるようで、求人を求める側もシニア向けには新聞の折り込みなどに絞っているものも多いようなので、従来からの新聞折り込みの求人も外せないだろう。

シニアだからこそ資格は有利

また、前職で取得している資格は大事にしたい。

うっかり更新を忘れてしまい失効などとあってはあまりに惜しい。

危険物などの消防系や電気系などシニア定番の施設管理、警備などの職には非常に有利だからだ。

電工などの資格となると時給も一段上となるのでお持ちの方はこの点は財産と言えると思う。

妻や勤め先の元上司等の口コミも職探しの頼りになる

地域に密着しているのは、ご主人よりも奥さんということがふつうである。奥さんの知り合いなどの口コミはかなり有力で、たとえば、“国道沿いの○○でアルバイトを募集していたわよ”などと耳よりの情報が出てくる。

他にも頼りになるのは先に定年退職した勤め先の先輩や元上司。

もちろん、第二の人生の先輩ですから、ベテランからの具体的な仕事先や失敗談などアルバイトの指南役となってくれそうだ。

また、お住いの自治体情報誌などでもおそらく定期的にこの手の講習受講者を募集しているはずである。

受講が仕事に結び付くというわけではないが、ビル管理、マンション清掃、警備員などのシニアが活躍している仕事内容を学べるので、自分の適性を予め知っておくことができる。

先のことを考えると受けておくこともソンはない。

定年はまだ先という人も50代に入ったならそろそろ考えておくべきで、“備えあれば憂いなし”ではなかろうか。