水無川釣行記録 2016

2018年6月28日西丹沢

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2016、この秋は観測史上でも日照時間がきわめて少ない年となりました。

とうぜん水量は申し分ないほどに各河川とも豊富ともいえます。

神奈川県は10/15まで遊漁期間が設定されてはいるのですが、今季最後になりそうなので今回も山釣り師匠N氏のホームグラウンド秦野市の水無川に誘われるままの釣行を記録しておきます…Orz

遡行図は、こちら » 水無川遡行図

水無川の釣り2016秋

N氏によれば、水無川は平塚に流れ出る花水川の上流、金目川のさらに上流に位置し、漁業権がないために有志の放流とわずかな自然繁殖によって、渓魚の生息が保たれているとのこと。

沢登りをされる方などには人気の川ともなっているようで、土日ともなるとハイカーの姿も多いようです^^

となりの四十八瀬川と並び、位置的には表丹沢とハイカーや登山者に呼ばれている地域での釣りとなります。

さて、AM 6:00 N氏の自宅を出発。

今回は是非にということで、同僚のK氏も同行という3人での釣行となりました。

246号を西に向かい、途中コンビニなどに寄りながら秦野戸川公園を過ぎます。

戸川林道に入り、竜神の泉をしばらく行ったところで停車、ここからの入渓です。

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大堰堤の上とあって、しばらくは砂礫とガレの目立つなんの変哲もない流れとなっていました。

やはり、型も芳しいものではなく、N氏が小ヤマメを数尾上げるのみといった程度。

しかも渓流釣り初挑戦のK氏が出だしからmasakaの転倒!

心配とは裏腹に不吉な予感が背筋を撫でます…Orz

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すでに9月も最終日、曇り空と相まって肌寒いほどで水温を測ると15℃、それなりといったところでしょうか。

しかし、最初の古い石組み堰堤近くになるとそれなりの渓相を見せ始めます。

遡行すること1㎞近くでしょうか、ボチボチ良型の魚影も確認され始めました。

水温は15℃、9月末としてはそれなりか水温は15℃、9月末としてはそれなりか

水無川の幅広ヤマメに驚く

さてさて、ボクと言えば今シーズンはK氏の西丹沢の案内など、そのおかげもあって、そこそこの型の数は手にできてはいるので大物のみに的を絞り、フライ(毛バリ)は#10以上のみの選択。

それでも一尾目は15㎝足らずの小ヤマメ。

比較的、暗い渓とこの天候にくわえて今日は気分までも落ち込みがち。

ビギナーK氏は師匠N氏の指導で初ヤマメをGet!

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そういった中で、先行させていただいていた直後、眼前に目の覚めるような双流の大釜が現れ、やる気にさせます^^

今年のマイフェバリットである水面下用のピーコックビートルを巻きに絡めて白泡の下に。

直後、ラインが一直線になるほどの激しい反応にあわせるとかなりの手ごたえ^^

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これが体長こそ8寸強(26㎝)ほどでしたが、幅広甲高の見事な魚体をしたオスヤマメでした。

アタリからランディングまでの終始トルクとスピードを感じさせる久しぶりに満足を憶(おぼ)える一尾に感動です。

小ヤマメは別として、そこそこのサイズはすべてこの魚体をしたタイプで、水無川特有のものかどうかは不明ですが、最初は乗り気でなかった分、この渓に魅力を感じてしまったわけです^^

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さらに遡行すると渓相は本格的なものになり、混生するイワナも釣れ始めます。

ところが、型がこれまたイマイチで15㎝どまり。

師匠N氏も同様の結果で、帰り際で出会ったフライフィッシャーとの談話の中でも「最近はイワナの数が減った」とのこと。

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ヤマメも同様にそれほど魚影が濃いとは言えず、倉見沢など種沢として有望な沢も少なくはないようですが、やはり水無川も節度ある釣りを心掛け、大事にしなければならない渓のひとつと言えそうです。

渓流釣りデビューのK氏も納得の2尾。

渡渉中にさらなる転倒という試練のたまものといったところでしょうか^^

来シーズンは一通りの道具をそろえるとの意気込みに初めての渓流釣りに満足されているのだと感じました。

昼が過ぎ数時間、そろそろ一行は疲れを感じ、作治小屋下流の大堰堤でPM2:30に脱渓、3㎞ほど戸川林道を戻り帰路につきました。

作治小屋
作治小屋

繰り返しになりますが、幅広というか体高に特徴のあるヤマメは県内でも道志川がよく知られていますが、意外な渓にも存在していることに今回は興味を持ちました^^

八丁系のヤマメだとは思いますが、発色も鮮やかで赤みが強く、側線上に朱点も多くあるなど県の在来種調査で古老からの聞き取りを思い出しましたが、あるいは在来種のDNAを残しているのかもしれませんね。

水無川の幅広ヤマメ
水無川の幅広ヤマメ

今回は釣果こそそれなりといったところではありましたが、十分に満足できる釣行となりました。

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暗い渓に多い、ホトトギスが見ごろでこれも水無川の特徴でしょうか。

また、標高も低いといったことからヤマビルもかなり多いようで、訪れる際は十分な対策が必要かと思いますので参考までに^^