丹沢の山菜 ウワバミソウ(ミズ)

2017年12月16日山菜, 植物

秋田や岩手などの東北地方では、山菜としてメジャーなミズ(ウワバミソウ)ですが、丹沢の渓流沿いや水の滴る崖などでも見られます。

丹沢でも採れる山菜 ミズ(ウワバミソウ)

春に限定されず、秋までの季節といった半年にわたり収穫できる貴重な山菜です。

とくにクセもなく、群落をなして生えることなどから一度に多く収穫できて調理の仕方も選ばない便利な山菜です。

また、茎の根元の色によって、アオミズ、アカミズと区別され、アカミズの方が粘りがあり美味しいようです。

ただし、丹沢のミズは東北地方のものより茎などが細いものが多いようです。

そもそも、「ミズ」とは方言で、「ウワバミソウ」が本来の和名。ウワバミとは蟒蛇(大蛇)のことであり、こういったものが住んでいそうな湿っていて薄暗いところに生えるところから付けられています。

ミズのコブ

秋田などでは「ミズのコブコ」とよばれるが、茎と葉の付け根に小さな丸いムカゴ状の実が秋口になると実る。

このミズの葉の部分は捨てコブだけを摘み取るのだが、適度なヌメリがあってゆでて食べるとこれも大変おいしい。

ミズ(ウワバミソウ)の食べ方

ミズの若葉は天ぷら、茎はおひたしや汁の実、煮付け、卵とじ、油炒め、和え物など。

ミズは、山菜のなかでも利用期間が最も長く、粘りとシャキシャキした歯触りがあり、多くの料理に使えます。

調理法はいたって簡単で、根、茎、秋はコブに分け、茎は皮を剥いでから調理するというもの。

ヌメリにムチンを含み、胃腸や肝機能を強化し、細胞を活性化して老化防止にも効果があるといわれます。

また、ビタミンCが豊富に含まれ、風邪、抗酸化作用、がん予防、解毒作用なども期待できる山菜です。

コブは茹でて色が変わればOKで、サラダや胡麻和えなどいろいろと使えそうです。