伊勢沢(いせさわ)という名の沢は、早戸川水系の水沢川の上流になど意外に多いが、本稿は神ノ川水系最大支流のそれである。

林道が入っていないだけに原始の姿をとどめるダイナミックな景観の渓流釣り場だ。

神ノ川伊勢沢

流域データ
流域主方位 SW ( 230 °)
主流長 2.5 km
最高標高 1423.1 m
最低標高 603.7 m
平均標高 1036.1 m
針葉樹林 2.4 %
流域平均傾斜 37.7 ° 



伊勢沢と渓流釣り

神ノ川水系伊勢沢

神ノ川林道を進むと、大きく曲がったところに神ノ川ヒュッテがあるが、駐車スペースやトイレもあるのでここで済ませておくのがベスト。

この先、ゲートから1km程歩くとトンネルを2つ目先、ガードレールに赤のペンキで矢印が書かれた明瞭な入渓ルートがある。

神ノ川本流を遡行するとおよそ600m先に伊勢沢出合いが見えてくる。 

一見すると、本流に比べれば出合は狭間で渇水期は伏流気味、入渓をためらうことも釣り人によってはあるようだが入渓してみれば、滝やプールも多く開放的な印象をうける好渓だ。

伊勢沢出合

伊勢沢に入り、100mも釣り上がると8mの滝が出現するが、以遠のヤマメは姿を消し、イワナ域となるようである。

ヤマメ狙いであれば、本流とのセットで釣りはここまでとしてもよいだろう。 

できれば、残置されたトラロープもあり、この滝のクリアーはたやすいはずなので引き続きイワナを狙いたい。

特出すべきはデータでも見えるとおり、針葉樹林の少なさであって、植林も少なく渓魚に対する適正も豊かと想像できる。

伊勢沢大滝

さらに遡行し、中小の滝をクリアーしながら釣り続けるとやがて12mほどの滝が見えてくる。

ここまでは、やはり残置ロープもあるので超えることはできるが、ついには裏丹沢(北丹沢)屈指の滝である伊勢沢大滝が見えてくる。

ちなみに残置ロープも残されてはいるものの、この滝を超えるのはそれなりのスキルが必要かと思うので、釣りはここまでとしたほうがよいだろう。

以遠の魚影は未確認だが、探釣には沢登りなどの装備とスキルは必須となると思うので、くれぐれも怠りなきように願いたい。

相模川漁業協同組合連合会

【イワナ・ヤマメ・ニジマス】 3/1~10/14

  • 日=1,500円
  • 年=5,000円
  • 現=2,500円

【漁期】

  • イワナ・ヤマメ・ニジマス
  • 3/1~10/14
  • アユ
  • 6月1日~10月14日及び12月1日~12月31日