宮ケ瀬金沢釣行記録 2016 下流部編

2018年9月15日Fishing, 裏丹沢(北丹沢)

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今年は高気圧の具合が今一つのようで、今週も気温は高いものの、相変わらず不安定な空模様が続いています。

先週、在来種の可能性を色濃く残した金沢ヤマメと出会い気をよくしていたその勢いで、今週は宮ケ瀬湖直上の最下流部に渓流探訪といそいそと出撃してみましたw

降りそうで降らないといった空の状況で、80%以上と湿度は高く、これが災いしてたいへんな連中に猛攻を受けたりと、しっかりと宮ケ瀬名物の洗礼も受けてきました…Orz

遡行図はこちら » 宮ケ瀬金沢遡行図

宮ケ瀬金沢(鐘沢)ヤマビル地獄と外来魚の流域

早戸川橋

さて、釣りというより渓流の探訪が目的である今回も釣りには遅めのAM9:30早戸川橋のゲート前に到着。

早戸川林道を進むこと湯沢、一ノ沢、二ノ沢橋を経て25分ほどで金沢橋に到着。

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金沢橋は、遠くから見ても重厚な感じがいいですね。

この金沢橋を渡って右折すると、ここからは金沢林道に入ります。

宮ケ瀬ダム満水時には湖面との落差がどれほどあるのか?
宮ケ瀬ダム満水時には湖面との落差がどれほどあるのか?

橋から上流を見ると、ダム満水時に湖面と金沢を隔てる第一堰堤?が見えます。

この直上に入渓するわけです。

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橋から200mほどの地点、渓の深さは推定で120mほどでしょうか?

ここだけは…と思ってはいましたが、満を持して目印のピンクテープを頼りに下降します。

金沢(鐘沢)ヤマビル地獄の洗礼

さて、見たくもないゲート完成前に廃棄されたと思われる昭和レトロなごみを横目に4,5分かけてやっと堰堤上の沢に。

途中、トラロープなども張られているのでそれほど危険ではないといった感じです。

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この時点で、足元をチェックするとなんと15~20匹ほどのヤマビルにたかられていました。

この時期の雨上がり、覚悟はしていましたが恐ろしいほどの「丹沢ヤマビル地獄」ですw

丹沢ヤマビル

素早くヤマビルファイターで退治しましたが、はっきり言って金沢もヤマビルが多い渓流となっていますので、健全な釣り場としてはお勧めできません。

案の定、堰堤上は砂礫の広河原になっており、それなりのポイントはあるものの、魚影も皆無で、しばらく遡行しないと釣りにはなりそうもありません。

金沢(鐘沢)下流は多魚種が泳ぐ不思議な流域

水温は16.5℃と先週と同じ。

じっさい、釣りをしてみると今回は、16㎝に満たないチビヤマメ(在来種系)3尾にニジマス1、ブラウントラウト1といった釣果でした。

“ブラウントラウト?”と驚かれる方も多いかと思いますが、ニジマス同様に本流の管理釣り場由来の個体と思われます。

本流筋である早戸川のマス釣り場から下流においては何ら不思議ではありませんが、金沢下流まで影響はあるようですね。

夏季にしか訪れないボクは状況が分かりませんが、おそらくは春や秋などのダム満水時にこの第一堰堤を越え、往来が可能なのでしょう。

しかし、わからないのが、この外来種のサイズやコンディションの良さです。

美しい渓魚サイズのブラウントラウト
美しい渓魚サイズのブラウントラウト

今回に限ったこの二尾のことなので、この件については全く不明ですが。

どう見ても大雨で本流の管理釣り場からダムに流され、刺し返してきたといった様子とは思えないんですよね。

いずれも20㎝前後で成熟しており、体色は鮮やかでヒレなどの損傷、変形が全く見当たらない、荒瀬からのヒットなど。

様々な要因はあるところなのですが、渓魚サイズではあるものの、見事なコンディションでした。

この流れに適応しているかのようなサイズも興味を持った次第です。

確かに、以前から次の堰堤まで満水時には、ダムからマス類の遡上はあるとの地元釣り師から耳にしていたところではありますが、ダム完成後に湖を介して管理釣り場由来の外来種が、何らかの要因を持って自然繁殖でもしているのではないかと疑ってしまったほどです。

これらを“是とするか非とするか”は個人の判断にゆだねるとして、管理釣り場に多い、いわゆる“雑巾マス”のそれとは違う個体の連釣だったもので、まるで海外の渓流釣りを思わせる不思議な流域となっていましたw

金沢通らずのゴルジュ
金沢通らずのゴルジュ

こう言った複雑な思いは有れど、小滝のあるゴルジュまで釣り上がり、今回は納竿としました。

ゴルジュを抜けると第二堰堤。ダム満水時にはここまで渓魚が遡上するとの話も多い
ゴルジュを抜けると第二堰堤。ダム満水時にはここまで渓魚が遡上するとの話も多い。

画像は過去の春先に撮影したものになりますが、ダム湛水後にはこの堰堤を第一堰堤としていることが多いそうです。

見上げると、なんとか林道まで登れそうですw

もちろん、脱渓は一苦労でヤマビルファイター乱射状態、命からがら金沢渓流探訪を終えた一日となりました…Orz