金山谷(かなやまだに)は、神ノ川最上流の本渓で、一部には高巻きやゴルジュなど悪場があるものの、全体的に見れば明るく開けた感のあるイワナの渓である。

広河原から仏谷二股まで1時間、さらに遡行すると流れを二分するジンギの沢出合まで二時間の行程となる。

金山谷

流域データ
流域主方位 N ( 14 °)
主流長 0.7 km
最高標高 1243.2 m
針葉樹林 2.6 %
最低標高 790.8 m
平均標高 1019.4 m
流域平均傾斜 35.0 °
※金山川本流ジンギノ沢二股まで 



金山谷と渓流釣り

金山谷

近年の放流事業による下流域での釣り場向上や管理釣り場のリアルフィールド化などの社会的な背景の中で、この金山谷も渓流マンの間では秘境的なポイントになりつつあるようである。

さりとて往年からの人気渓流釣り場だけに忘れたくはない渓の一つではないのかと個人的には思っている。

ここまで漁協の放流がなされているのかどうかは不明だが、かつての末裔、願わくば在来の渓魚が元気よく生息してくれればと願うばかりである。

本渓流域は間違いなく、相模川漁連と中津川漁協の管轄であるはずなので入渓に関しては、入漁証は必須となるので厳守いただきたい。

金山谷「魚止めの滝」

話はそれたが、どこからが金山谷と呼ぶべきなのか不明な点も多い。

岩水沢出合からとするならば、その先の5m滝が「魚止めの滝」と呼ばれ、この先が金山谷の核心部分となるだろう。

魚止めとはいっても以遠にもイワナの魚影は見られるわけで、渓流釣り師や沢登りの愛好者からは魅力ある流れとなっている。

ただし、釣果に関しては過度な期待は禁物で、漁協の放流などもここまで上流となると、ごくわずかではないのかと思われる。

遡行をつづけると、途中から出合う仏谷もイワナ釣り場として有望だが、本流金山谷にくらべ、より険しい釣り場となる。

以遠については「ジンギの沢」出合で、水流が二分されてしまうので、渓流釣りはここまでとしたほうがよさそうである。

昨今ではこの流域に多かったサンショウウオも姿を消しつつあり、ヤマメ・イワナも同様であると聞く。

この渓に入ることがあるならば、節度ある自然との接し方について、今一度考えてみてもよいだろう。

相模川漁業協同組合連合会

【イワナ・ヤマメ・ニジマス】 3/1~10/14

  • 日=1,500円
  • 年=5,000円
  • 現=2,500円

【漁期】

  • イワナ・ヤマメ・ニジマス
  • 3/1~10/14
  • アユ
  • 6月1日~10月14日及び12月1日~12月31日