アヤメとカキツバタを知らずにボクらは育った

2018年7月5日夏の花, 植物

相変わらずわけのわからないタイトルで恐縮でございます^^

ところで、さる6月14日(日)に「第22回あつぎ飯山あやめ祭り」が行われたばかりだが、場所によって「花菖蒲祭り」だの「カキツバタ」だのと、これらが一様に同じ花のように思えるのだが違いはなんなのか?

花芯が花菖蒲は黄色、カキツバタは白、アヤメは網目状の模様

kakitsubata03

「何れ菖蒲か杜若(いずれがあやめかきつばた)」といった言葉が太平記の下りにもあったりするわけだ。

ちなみに「どちらもすぐれていて、選択に迷うこと」のたとえだそうだが、この違いはどこにあるのかザックリとではあるが調べてみました。

花菖蒲(ハナショウブ)とカキツバタともにアヤメの仲間(アヤメ科アヤメ属)いうことらしい。

それぞれの原種に品種改良された園芸種が加わることとなって、いまでは区別が難しいものになっているようですね^^

端午の節句の菖蒲(ショウブ)湯に使う「菖蒲」もその葉姿がアヤメに似ていることから、ひとくくりにされがちですが、これはサトイモ科の植物で、「似て非なるもの」であるとのこと。

やはり、古い時代には「あやめ草」とも呼ばれて混同されていたようです。

アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、ショウブ

で、これらの具体的違いを挙げてみます。

アヤメ

ayame

排水の良い草地に生える

5月上中旬開花

花弁の弁元に網目状の模様がある

ハナショウブ(花菖蒲)

hanashyoubu

水分の多い草地(湿原など)に生える

5月下旬から6月開花

改良種が多いが、すべて花弁の元に黄色い目型模様がある

カキツバタ

kakitsubata

沼や池の浅瀬、湿原に生える

5月中下旬開花

花弁の弁元に白い目型模様がある

ショウブ

shyoubu

沼や池の浅瀬、湿原に生える

5月上中旬開花

サトイモのような小さな花をつける

※開花基準は関東地方

疑問に思われた方もボク同様に少なくはないと思われるので、参考にしてください^^

さらに「西洋花菖蒲」的なジャーマン・アイリスという西洋の花も生花店の切り花に存在しますが、こちらは湿地で育つものでは無いようですね。